イギリス ソヴリン金貨 1909年 エドワード7世 NGC MS62
エドワード7世と聖ジョージの竜退治を描いたソヴリン金貨。
ヴィクトリア女王の息子として誕生したエドワード王子は、若き頃は放蕩息子として知られていた。だが、ヴィクトリアの崩御に伴い王位を継承すると、外交手腕に優れる一面を発揮し、当時緊張関係にあった日仏露との友好関係を取り持つピースメーカーの役目を果たした。
エドワードは青年時代、オックスフォード大学クライストチャーチ校に通った。歴代のイギリス王で、彼が初めて大学で学んだイギリス王となった。オックスフォード大学クライストチャーチ校は『不思議の国のアリス』の筆者ルイス・キャロルが入学・勤務していた学校でもある。その後、エドワードはイギリス軍に入隊し、ケンブリッジ大学に転校。だが、素行が悪く、学友との不良行為が絶えなかったこともあり、母ヴィクトリアは息子を疎むようになって公務から極力遠ざけた。
長期間に亘って在位した母ヴィクトリアの影に隠れていたエドワードだったが、王位を継承すると実力を発揮。かつては不良青年だったが、根の性格の良さが外交に活き、日本、フランス、ロシアといった大国との関係強化を築いた。
品番: CZUAA486
材質: Au916
重量: 7.99g
直径: 22.0mm
状態: NGC MS62
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