

フランス 10フラン金貨 1863年 ストラスブール鋳 ナポレオン3世
発行数1,905,372枚。
ナポレオン3世の無冠肖像を描いた20フラン金貨。現在の日本の購買力に換算すると、およそ1万円相当の価値を持っていた。
ナポレオン3世はビスマルク率いるプロイセンに敗北した愚帝としてのイメージが従来強かったが、現在では評価が見直されつつある。現在のパリの街並みを築いたのはナポレオン3世の功績であり、賢帝としての側面も実は数多い。「貧困の根絶」をスローガンにフランスを繁栄に導いたのも彼であった。天性の人たらしであったことは確かで、彼の周囲には若き頃から心強い協力者たちがいた。
ナポレオン3世はナポレオン1世の甥にあたる。ナポレオン1世には何人かの兄弟姉妹がいたが、弟の一人ルイ・ボナパルトの息子である。ナポレオン3世は幼い頃から野心家で、いつか自分も叔父のように皇帝に即位することを夢見ていた。
ナポレオンは3世は青年時代に自らが皇帝と宣言するクーデターを2回起こしている。一度目は若気の至りとして多めに見られたが、二度目は死傷者が出たこともあって終身刑が下された。アム牢獄に投獄されたナポレオン3世は、それでも帝位を諦めず、牢獄で読書に耽った。ある日、彼は友人から差し入れで内装屋の作業着を受取り、作業員に扮装して脱獄した。その後、逮捕を恐れず、まさかの大統領選挙に立候補。そこで見事、大統領に就任、そして、皇帝即位を宣言して帝政を敷くという奇跡としか思えない人生を歩んだ。
品番: 260105550306
材質: Au900
重量: 3.2g
直径: 19.0mm
状態: EF
特記事項








