

フランス 20フラン金貨 1836年 ルイ=フィリップ1世 パリ鋳
ルイ=フィリップ1世の有冠肖像を描いた20フラン金貨。本作を手掛けた彫刻師は、ジョセフ=フランソワ・ドマール(Joseph-François Domard)。年銘の左側に配された錨のマークは、発行責任者ジャン=ピエール・コロー(Jean-Pierre Collot)を示している。このマークは複数のパターンが存在し、それぞれの責任者が割り当てられている。
ルイ=フィリップ1世の父はエガリテ(平等公)の渾名で知られ、密かに王位を狙っていた。そのためか、親戚にもかかわらず、ルイ16世の処刑裁判では死刑に一票を投じていた。だが、皮肉にも大貴族であることからエガリテも最終的には処刑に追い込まれた。ルイ=フィリップにとって、玉座が回ってきたことは父の夢を叶える形になった。最初こそ善政を敷こうとしたルイ=フィリップだったが、私腹を肥やす誘惑には抗えず、彼もまた不人気を買って退位に追い込まれた。
品番: BZUGA241
材質: Au900
重量: 6.4g
直径: 21.0mm
状態: VF
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