

フランス 20フラン金貨 1847年 ルイ=フィリップ1世 有冠
ルイ=フィリップ1世の有冠肖像を描いた20フラン金貨。フランス革命の後、共和政が敷かれたが上手くいかず、ナポレオンによる帝政が敷かれ、彼が失脚するとルイ18世、シャルル10世による王政が敷かれた。シャルル10世はアンシャン=レジーム(旧体制)の復活を目論む時代にそぐわない政策から民衆に嫌われ、生前退位に追い込まれた。
ルイ=フィリップ1世の父はエガリテ(平等公)の渾名で知られ、密かに王位を狙っていた。そのためか、親戚にもかかわらず、ルイ16世の処刑裁判では死刑に一票を投じていた。だが、皮肉にも大貴族であることからエガリテも最終的には処刑に追い込まれた。ルイ=フィリップにとって、玉座が回ってきたことは父の夢を叶える形になった。最初こそ善政を敷こうとしたルイ=フィリップだったが、私腹を肥やす誘惑には抗えず、彼もまた不人気を買って退位に追い込まれた。
品番: CZUBA759
材質: Au900
重量: 6.4g
直径: 21.0mm
状態: VF
特記事項
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