

フランス 20フラン金貨 1850年 セレス女神
セレス女神を描いた20フラン金貨。フランス第二共和政期の一枚。「A」の刻印はパリ造幣局製の意。セレスは古代ローマの穀物の女神で、豊穣を司る女神として古代から広く崇められていた。フランスは農業大国であることから、セレスの肖像が採用された。
1848年革命の後、国王ルイ=フィリップ1世が退位に追い込まれると、フランスには再び共和政が敷かれた。これを第二共和政と呼ぶ。第一共和政はルイ16世の処刑後に敷かれた共和政を指す。1848年革命と第二共和政の誕生については、当時のフランスの女性ジャーナリストであるマリー・ダグー夫人が詳細を残している。
品番: CZUBA760
材質: Au900
重量: 6.4g
直径: 21.0mm
状態: VF
特記事項
流通の痕跡がはっきりと見られ、デザインや銘文に潰れが見られる状態。
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