

K18/24 ピーターラビット 1/10oz金貨 ガラス枠
ピーターラビットと彼の妹フロプシー、モプシー、カトンテール、そして母親を描いた1/10oz金貨。妹たちはベリー狩りに向かう身支度をしている。ピーターはマクレガーの畑に入ってはいけないと母に忠告されているが、それを無視して畑のニンジンや玉ねぎを食べようと考えている。サイズはバチカンを含め縦33.0㎜、横25.0㎜。バチカンの内寸は縦8.0㎜、横5.0㎜。裏側のエリザベス2世の面も使えるリバーシブル仕様。気分よって表裏を変えて付けることが可能。
ピーターラビットは、ベアトリクス・ポターによって手掛けられた20世紀イギリスを代表する児童文学のひとつ。当初はポターの家庭教師アニー・ムーアの病弱な息子ノエルを楽しませるため、彼宛ての手紙に描いた物語だったが、その出来栄えがあまりにも良かったため、周囲から出版を進められた。ポターはフレデリック・ウォーン社に原稿を持ち込み、担当編集者は後に彼女の夫となるノーマン・ウォーンが務め、第1巻『ピーターラビットのおはなし』の私家版が1901年に世に出された。翌年にはモノクロイラストをカラーイラストに一新し、普及版が出版された。初版は8,000部刷られたが、即完売して重版が行われる人気ぶりだった。
ポターはアッパーミドル、いわゆる中産上流階級の出身で、紡績業で財を成した新興富裕層の一族だった。ヴィクトリア朝時代に女性が作家として活動する例はほとんどなく、ポターは女性の社会進出の先駆けだった。編集者で最初の夫ノーマンは若くして他界し、その後、弁護士のウィリアム・ヒーリスと再婚した。ポターは晩年、執筆活動より農場経営に力を入れ、女性経営者としても成功を収めた。
*ガラス枠のため、着用したままの入浴や湿気が多い場所での管理は、ガラス内のコインの曇りの原因となるため、避けてください。
品番: CC7MA047
材質: K18/24
重量: 9.2g
直径: 33.0*25.0mm