

フランス 2ルイドール金貨 1786年 リモージュ鋳 ルイ16世
発行数208,012枚。
リモージュ造幣局製を示す「I」のミントマークが確認できる。
フランス革命(1789年)の革命前夜の一枚。時の王ルイ16世の肖像とブルボン王家の紋章を飾った盾紋章を描いている。ルイドールとは「ルイ王の金貨」の意で、革命による王政廃止に伴い発行も終わりを迎えた。
本作が発行された革命が起こる直前のフランスでは、裕福な王侯貴族には納税の義務がなく、最も貧しい市民階級に納税が課せられていた。重税によって貧しい者はさらに貧しくなり、民衆は王室に不信感を募らせていった。そうした不信感からくる激しい不満は、フランス革命を引き起こすトリガーのひとつとなった。
ルイ16世については長らく暗君としてのイメージが強かったが、近年の研究では聡明さと慈悲の心を兼ね備えた優しき国王だったことが分かっている。逆に優しすぎるところが裏目に出て、処刑されてしまった節がある。というのも、ルイ16世は襲撃にあった際、軍には市民に発砲するなという命令を出していた。この指示によって軍は民衆に制圧され、ルイ16世は囚われの身となってしまった。最初は王権を剥奪された上での幽閉生活を送っていたが、ロベスピエールを筆頭とする国民公会から処刑命令が下される。1793年1月、肌寒い曇天の中、処刑人サンソンに連行され、コンコルド広場にて民衆たちの罵声を浴びながら断頭台の上で散った。
品番: 251205550071
材質: Au916
重量: 15.2g
直径: 28.0mm
状態: AU Details
特記事項
両面共に洗浄の痕跡有り。








