

フランス 20フラン金貨 1868年 パリ鋳 ナポレオン3世 NGC AU58
ナポレオン3世の有冠肖像を描いた20フラン金貨。
ナポレオン3世は、ナポレオン1世の甥にあたる。ナポレオン1世には何人かの兄弟姉妹がいたが、弟の一人ルイ・ボナパルトの息子。ナポレオン3世は、父ルイ・ボナパルトが母オルタンスと離婚したため、幼少時代は母と共にスイスで過ごした。そのため、母国語はドイツ語で、当初はフランス語を流暢に話すことができなかった。
ナポレオン3世は幼い頃から野心家で、いつか自分も叔父のように皇帝に即位することを夢見ていた。ナポレオンは3世は青年時代に自らが皇帝と宣言するクーデターを2回起こしている。一度目は若気の至りとして多めに見られたが、二度目は死傷者が出たこともあって終身刑が下された。
アム牢獄に投獄されたナポレオン3世は、それでも帝位を諦めず、牢獄で読書に耽った。ある日、彼は友人から差し入れで内装屋の作業着を受取り、作業員に扮装して脱獄した。その後、逮捕を恐れず、まさかの大統領選挙に立候補。そこで見事、大統領に就任、そして、皇帝即位を宣言して帝政を敷くという奇跡としか思えない人生を歩んだ。
皇帝として即位した後、ナポレオン3世は「貧困の断絶」を掲げ、パリの都市開発に着手した。現在のパリの街並みの基礎をつくったのは、ナポレオン3世だった。だが、普仏戦争で敗れて人気を失い、退位に追い込まれるに至った。一部の資料では捕虜になった皇帝として低く評価されているが、国民をを守るために自ら交換条件で捕虜になった背景がある。
ちなみに考古学マニアで、自ら発掘に資金を出し、参加もしている。古代ローマコインの研究が発展したのは、実は彼のおかげ。
品番: 260208280031
材質: Au900
重量: 6.4g
直径: 21.0mm
状態: AU58
特記事項









