

フランス 銅メダル 1793年銘 マリー=アントワネットの処刑
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市場でも滅多にお目にかかれない大変稀少な銅メダル。
断頭台に連行されるマリー=アントワネット王妃を描いた衝撃的なメダル。1810年頃、ルイ18世による復古王政が果たされた後、王党派(ブルボン王家を熱狂的に支持する派閥)が製造した。
表側には、高貴な装いに身を包んだマリー=アントワネットの横顔が描かれている。裏側には、パリのコンコルド広場(旧名ルイ15世広場)で処刑される直前のマリー=アントワネットを描いている。王妃は両手を後ろで結ばれており、断頭台の刃の邪魔にならないよう髪が短く切られている。王妃の前には神父が座っており、祈りを捧げている。王妃を乗せた馬車は兵士たちによって護衛され、背後には公開処刑の見物に来た群衆が見られる。群衆は罵詈雑言を王妃に浴びせたと記録に残るが、そうした彼らの喧騒がまるで聞こえてくるかのようなリアル描写は鳥肌もの。
マリー=アントワネットの処刑は、1793年10月16日に執行された。王妃は義理の妹エリザベート宛てに遺書を書いた。死を恐れていないと強がる一方、二人の子どもたちを置いて逝かなければならないことが、ひどく心苦しいと本音を明かしている。また、王妃が送った最後の手紙の相手は、18歳の頃から特別な関係にあったスウェーデンの貴公子アクセル・フェルセンだった。最後の手紙は書く時間がなく、殴り書きで短い文章が記されているが、この一行がひどく胸に刺さる。
「私の心は全て、あなたのものです」
死に際、王家のプライドという鎧を全て捨て去り、ただ純粋に愛を叫ぶ一人の乙女がそこにはいた。
品番: 261005550114
材質: Copper
重量: 61.0g
直径: 48.0mm









